1か月で完売した“幻”のクラフトジン「KAGURA」 6月10日(金)より限定2,000本で再販売
壱岐リトリート 海里村上と壱岐の蔵酒造株式会社は、2022年6月10日(金)よりクラフトジン「KAGURA」を限定2,000本で再販売いたします。
壱岐島でやむなく廃棄されてしまう食材を使用し、島内の酒造で作られた“壱岐”の魅力を詰め込んだ「KAGURA」は、2021年3月より実施した「壱岐島の味を全国に届けるクラウドファンディング」で目標金額に対し200%を達成。その後の一般発売でも1か月で売り切れた、知る人ぞ知る“幻”のクラフトジンです。
■クラフトジン「KAGURA」の特徴
ベースの壱岐焼酎に壱岐産のボタニカルを漬け込み、再び蒸留して作る、麦焼酎発祥の壱岐ならではのクラフトジンです。味の配合やボタニカルの選定は共同で行い、壱岐リトリート 海里村上の料理長とソムリエが監修しました。体にスッと染み込む優しい味わいは和食との絶妙なマリアージュをお愉しみいただけます。
漬け込んだボタニカルには、イチゴ、橙、麗紅、はるか、ゆず、はちみつ、アスパラ、モリンガ、木の芽、島の特産品である雲丹の殻、海里村上の温泉、ジュニパーベリーを使用しました。ジュニパーベリー以外は、廃棄予定だった島の食材を活用したSDGsなジンです。イチゴと壱岐焼酎の原料である米に由来したほんのり優しい甘味と、その他の素材によって生み出されるジン特有の苦みにより「KAGURA」独特の複雑なアロマが広がります。
ボトルデザインは壱岐の蔵酒造の島生まれ島育ちのスタッフが担当し、どこまでも青い壱岐の美しい海と、約700年近く受け継がれてきた伝統と歴史を持つ壱岐の神事芸能・神楽をデザインしました。
壱岐は神社密度が日本一と言われる島です。島内の神社は神社庁に登録されている神社だけでも約150社、その他の神社、祠(ほこら)を含めると約1,000社にもなるそうです。そんな壱岐の神社で代々続く「壱岐神楽」は、約700年の古い伝統と歴史をもつ神事芸能で、壱岐の神社に奉職する神職にしか舞う事や音楽を演奏することが許されないきわめて神聖なもので、国指定重要無形文化財にも指定されています。
壱岐でしか作れないこのクラフトジン、そんな神楽から名前を拝借しました。ボトル中央に描いたのは男嶽神社に“導きの神”として鎮座している「猿田彦命」(サルタヒコノミコト)です。
■開発の背景
2020年のはじめ、コロナウイルスが世の中を襲い始め、来島者は激減、壱岐の観光産業は大打撃。移動が難しくなり、壱岐の良さを遠方の方にお届けするにはどうすれば良いのか、壱岐リトリート 海里村上、壱岐の蔵酒造ともに悩んでいました。そのような中、偶然両社が交わる機会があり、壱岐リトリート 海里村上のホテルマンが「クラフトジン」を作ってほしいとお願いしたのがこのプロジェクトの始まりでした。
海産物のイメージが強い壱岐ですが、実は質の高い農作物もたくさん育てられています。しかし、あまりその存在が知られていない現状がありました。ホテルマンとして旅行で来島する方々と日々会話を重ねる中で、その現状をもったいないと感じていました。
壱岐は麦焼酎発祥の地です。焼酎が作られ始めてから500年程の歴史があります。島では驚くほど質の高い焼酎が、今でも日常的に嗜まれています。質の高い原料、高度な蒸留の技術、多種多様な農作物と自然がある壱岐であれば、素晴らしい「クラフトジン」が作れるのではないかというアイディアが浮かび、両社と島の農家さんや農協が手を取り合い開発が始まりました。
・2021年に実施したクラウドファンディング
「CAMPFIRE」壱岐島初!クラフトジンを作りたい!~島のフードロス問題を解決~
https://camp-fire.jp/projects/view/365205
・開発ストーリー
「ONESTORY」 壱岐ジンプロジェクト
https://www.onestory-media.jp/post/?id=3844
■今後の展開
2022年秋、その後2023年初旬に、新たなボタニカルを使用した新商品の販売を検討しております。漬け込んだボタニカルは廃棄せず島の有機農家に提供し肥料として使用し、できた有機野菜は壱岐リトリート 海里村上で提供する、フードロス削減だけでなく食の循環にも配慮した取り組みを行ってまいります。ぜひご期待ください。
■商品概要
商品名 : JAPANESE IKI CRAFT GIN KAGURA
内容量 : 700ml
小売希望価格: 2,970円(税込)
販売先 : 壱岐の蔵酒造公式通信販売サイト
( https://ikinokura.shop-pro.jp/ )
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