雑誌『家庭画報』とコラボレートしたコンセプトルームの予約受付開始

Published On: 2023年 4月 14日Categories: カテゴリーなし
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「壱岐リトリート海里村上 by 温故知新」は、雑誌『家庭画報』とコラボレートした期間限定特別室「家庭画報スイート」の予約受付を2023年4月13日(木)より開始いたします。

本客室は「泊まれる九州のアートギャラリー」をコンセプトに、九州の伝統工芸品やアートを設えた部屋で過ごし、お好みの器で一服のお茶を味わい、特別な器で料理を堪能する。泊まりながら、実際に九州の作家作品に囲まれて過ごす滞在をご提供します。

宿泊開始日: 2023年6月16日~

詳細   : http://by-onko-chishin.com/iki/kateigaho-suite/

【壱岐リトリート海里村上×家庭画報】コラボルーム

■「家庭画報スイート」コンセプト

九州は世界的にも有名な焼物の産地。また、織物や伝統工芸品などが多く世界的にも注目されています。これまで、長崎や九州地区の作家を巡り、厳選して紹介してきた「家庭画報」。その作品の数々を室内に設え、手に取って感じて、実際に作品に囲まれて過ごす旅をご堪能いただける、それが、この「泊まれるアートギャラリー」です。その作品は器だけでなく、九州のアート作品や、ランプなど。また伝統工芸品の小倉織で作ったソファーはオリジナルです。

ゆったりと流れる島時間の中、ギャラリーのような客室で普段は見落としがちな新しい季節の囁き、時と共に遷ろう景色や職人の手仕事が生み出す美しさに“気付き”自分を見つめなおすための特別な客室をご用意いたしました。

■家庭画報スイート 実施の背景

九州は世界的にも有名な焼物をはじめ、歴史ある伝統工芸品など、九州の自然や風土、文化にインスパイアされた作品の宝庫です。温故知新のビジョンでもある、「地域のショーケースとなる宿づくり」をする中で、長崎や九州の作品を飾るだけでなく、実際に手に取れる「泊まれるショーケース」を創りたいという想いが長年ありました。

そんな中、九州の作家を丁寧に取り上げている記事を家庭画報で何度となく拝見し、「いつか素敵な世界観を体感できる客室を作りたい」という想いがつのり、今回の「泊まれるアートギャラリールーム」創りが始まることとなりました。また、「gallery cobaco(福岡県朝倉市)」の秋重久美子氏の監修により、作家作品や九州のアート作品の選定と、それらをより魅力的に展示できるようスイートルームをリニューアルしました。

九州作家の作品を数多く取り上げてきた日本老舗媒体「家庭画報」のご協力により、これまで誌面で取り上げられた作家作品はじめ数々の作品を鑑賞し、好みの器を選んで、一服のお茶やお料理を召し上がっていただく。また、興味を持っていただけたら、実際に、その地に足を運んで作品を巡る旅をしていただきたいと考えております。(担当:クリエイティブ ディレクター 新井裕子)

■監修「gallery cobaco」ギャラリスト 秋重 久美子氏

1970年生まれ、福岡県久留米市出身。23年間の教員生活を経て、2018年、福岡県朝倉市で「日常にアートを 地域にアートを」をコンセプトに「gallery cobaco」を主宰。

築95年の古民家を併設したモダンなギャラリーでは、ファインアートを中心に様々なジャンルのアートを取り扱う一方、一般の方にも気軽に楽しんでもらうユニークな企画展を開催している。

また、アート作品と空間が創り出す特別な時間をテーマに、朝倉市と協働したプロジェクト「芸術実験」を主催するなど、地域の課題をアートの切り口から解決する糸口を探ることをライフワークとしている。

「gallery cobaco」ギャラリスト 秋重久美子氏 監修

■家庭画報について

「夢と美を楽しむ」をテーマに、大判でグラフィックな誌面に質の高い衣・食・住や美容の特集、また伝統文化、話題の人、旅などの情報を満載したライフスタイル雑誌。1958年の創刊以来「夢と美を楽しむ」をテーマに、時流に即した暮らしの提案をしている。

発行/世界文化社 https://www.kateigaho.com/

家庭画報発行 世界文化社

<家庭画報より メッセージ>

家庭画報は、豊かに生きることをさまざまな角度から継承する「ライフスタイルマガジン」として、時を経ても色褪せることのない本物の価値、そして常に新しい、最高の情報をお伝えできるよう、挑戦を続けてまいりました。その新たな挑戦が、今回の「家庭画報スイート」です。家庭画報の世界を体験できる特別な場所を作りたいという構想があった中、温故知新様の「宿はその土地の魅力を発見するショーケース」というフィロソフィーや職人へのリスペクトに共鳴し、この度の特別客室が実現することとなりました。美しい海と豊かな自然に包まれた島、壱岐で、選りすぐりの九州の伝統工芸品やアートにじっくりと向き合い、見て、触れて、感じる、“泊まれるアートギャラリー”。ここでのご滞在が、皆さまの心に残る、特別なひとときとなることを願っています。

■期間限定特別室「家庭画報スイート」について

予約受付期間: 2023年4月13日(木) ~ 2024年6月14日(金)

宿泊可能期間: 2023年6月16日(金) ~ 2024年6月14日(金)

料金    : 88,000円~(1泊2食付き、2名1室利用時1名あたりの税込料金)

特典    : 有田焼のお土産、貸切露天風呂1回(45分)付、

九州産ドリンクを厳選したミニバー

予約    : 「家庭画報スイート」対象のプラン一覧 URL

https://reserve.489ban.net/client/kairi-iki/0/plan/room/31048

問い合わせ : 0920-43-0770 (代表)

詳細ページ : http://by-onko-chishin.com/iki/kateigaho-suite/

(アート・作品情報など随時更新予定)

<家庭画報スイートで楽しめる九州産の伝統工芸品・アートの一例>

【江上 寛二(Kanji Egami)氏】

・Profile

1947年生まれ

朝倉高等学校卒業後、佐賀大学特設美術科へ。

久留米大学附設高等学校美術科教諭を50年勤める。

現在、同校非常勤講師。

・展示作品

「いのちのふるさと 風光絵巻 春」

50号(117×91cm) 油彩

江上 寛二氏「いのちのふるさと 風光絵巻 春」

どこまでも青い空、光に満ちた草原には美しい水の流れ、爽やかな風が吹き抜け、遠くには命の象徴である卵が世界の調和を保っている。草原を駆けていく小人たちは、理想に向かって生きていく私たちを投影している。明るい色彩と精緻な表現により、愛に溢れた優しい世界が描かれており、天地人一体の哲学的な世界観を作り上げている。

【たなかふみえ(Tanaka Fumie)氏】

・Profile

東京都生まれ。1999年、母の故郷である有田町に移住。

有田窯業大学校絵付け科修了後、有田焼窯元の李荘窯業所に就職し、8年後に独立。

2014年に戸栗美術館にて初個展。

2017年第113回有田国際陶磁展 産業陶磁器部門2位 佐賀県知事賞受賞。

・展示作品

「木瓜形豆皿」「縁付小皿」

たなかふみえ氏 作品例

有田焼の伝統的な古典柄を受け継ぎつつ、赤絵や銀彩を加えて遊び心溢れる愛らしい絵付けをする。描くのは、古典的な文様から表情豊かなパンダ、笊かぶり犬など、自身がときめいたモチーフ。家庭画報2022年9月号の特集「今、欲しい『有田焼』」に掲載され、誌上販売では即完売した。

*手のひらに収まる木瓜形豆皿は、旅の思い出として一人に一つプレゼント。