株式会社温故知新、旧高岡共立銀行の利活用事業者に採択

更新日:2025 - 05 - 21

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株式会社温故知新は、ミサワホーム株式会社を代表とするコンソーシアムの構成事業者として、富山県高岡市が推進する「旧高岡共立銀行 利活用事業」に参画いたしましたことをお知らせいたします。

 

高岡市は貴重な赤煉瓦建物の有効活用を目指し、2022年3月に「旧高岡共立銀行保存活用計画」を策定。2024年11月に旧高岡共立銀行の利活用推進に関する公募型プロポーザルが実施され、文化財的価値を保ちながら利活用を図る本事業が始動しました。

このたび、2025年4月25日に高岡市とミサワホームが、同行の土地・建物に関する市有財産売買契約を正式に締結したことを皮切りに、2028年の開業を目指し本格的にプロジェクトを始動いたします。

 

本プロジェクトは、大正期に建てられた本格的洋風建築である「旧高岡共立銀行」の歴史的価値と意匠を最大限に尊重しながら、地域資源と連動した体験型ホテルへと再生するものです。温故知新はホテルの企画・運営を担い、レストランを備える1階、宿泊機能を持つ2~3階、さらに隣接敷地への宿泊施設増築も計画。高岡らしさが五感に宿る、新たな滞在体験の創出を目指します。

 

工芸・建築・食─ “高岡らしさ”が息づく、地域共創型ホテルへ

レストラン 展示スペースのイメージパース

赤煉瓦と白御影石、緑青銅板の屋根が印象的な旧高岡共立銀行は、高岡を象徴する近代化産業遺産です。その歴史的建築を核に、地元の伝統工芸や食文化を体感できるホテルとして再構築します。

 

職人との出会いを促す展示・体験ブース、地元食材を活かしたレストラン開発など、多層的な仕掛けにより、まち全体を舞台とする観光体験の拠点を目指します。

また、シェアモビリティの導入により滞在中の周遊性を高めることで、ホテルを起点とした高岡市全体の活性化にも貢献してまいります。

 

■旧高岡共立銀行 利活用事業計画概要

計画地 :富山県高岡市守山町20-1、一番町6-1、守山町44-1、45-1

交通  :あいの風とやま鉄道「高岡駅」駅 徒歩13分

敷地面積:1,060.90㎡(旧高岡共立銀行建物敷地)886.35㎡(南側更地)615.83㎡(御車山会館横駐車場)

施設概要:レストラン、宿泊施設、クラフトショップほか

着工  :2026年度

開業  :2028年(※変更の可能性あり)

※内容は現時点での予定であり、変更の可能性があります。