KANTO
関東
関東は、東京だけではない。
関東は、たまたま東京がある地方、というだけではありません。都心から2時間の圏内に、活動を続ける火山の谷、中世の都、圧倒するために建てられた社殿、そして何世紀も東京の食卓を支えてきた漁港があります。東京の密度があるからこそ、そのコントラストは鮮やかになる。都市をよく知ることが、その周囲を見つける価値を教えてくれます。

History & Heritage
歴史と遺産
東京は150年足らずで、まったく別のものになりました。1868年に江戸から改称され、京都が帝都であり続けるなか、城下町から日本の政治の中心へと成長していきます。東東京の下町には、それ以前の街の面影がいまも残ります。南へ1時間の鎌倉は日本初の武家の都であり、寺社はいまもコンパクトな谷のなかに佇んでいます。1617年に建てられた日光東照宮は、見る者を圧倒するために設計され、いまもそうあり続けています。

Culture & Craft
文化と工芸
東京の文化の密度は、要約を拒みます。歌舞伎、落語、相撲。江戸の大衆芸能は、いまも切符を買って観る生きた芸として続いています。栃木の益子焼と茨城の笠間焼は、作家と伝統の窯元が共存する陶芸の文化。1859年に開港した横浜は、日本のどこよりも早く西洋の影響を受け入れました。中華街、旧外国人居留地の建物、丘の上の洋館は、その歴史の目に見える名残です。

Landscape & Adventure
風景と冒険
火山と中世の都が、東京から80キロの圏内にあります。箱根の大涌谷はいまも活動を続ける火山地帯で、芦ノ湖の上に噴気を上げ、晴れた日には富士山が姿を現します。丹沢山地では、都心から1時間足らずで本格的な稜線歩きが楽しめる。さらに足を延ばせば、群馬の温泉街や栃木の湖沼地帯が、隣り合う首都とは似ても似つかない地形のなかに広がっています。

Food & Cuisine
食
東京の食文化は、その密度において比類がありません。江戸前の鮨と天ぷらは、いずれも東京湾の漁の文化から生まれたもの。働く港町の「早い食事」が、やがてはるかに大きな存在へと育ちました。湘南や江の島のしらすは、獲れたその日に食べられます。千葉の伊勢海老と房総半島の魚介は、いまも漁港から直接届く。東京は世界で最も多くのミシュランの星を持つ都市ですが、もっとも雄弁な一皿は、何十年も同じことを続けてきた路地裏の店にあることが少なくありません。
Places to Visit
この土地で、立ち寄る。
Hakone Emoa Terrace
箱根 エモア・テラス
神奈川県 箱根町 仙石原
Terrasse et moi ― テラスとわたし。アート、料理、自然がひとつになった、急がない場所。箱根ラリック美術館のなかの、レストラン、パティスリー、オリエント急行のティーサロン。
Other Destinations
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