2025年度の入社式・研修を、日本海に位置する最北端の離島”礼文島”で実施

更新日:2025 - 04 - 05

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株式会社温故知新は、2025年4月1日(火)に当社が運営する「礼文観光ホテル 咲涼(北海道・礼文島)」で入社式を執り行い、26名の新入社員を迎えました。

当社は「地域の光の、小さな伝道者」という理念のもと、その地域の魅力や物語を再発見し、国内外に届けるミッションを掲げています。その理念を体現する第一歩として、新入社員は9日間にわたり「礼文観光ホテル 咲涼」にて研修を行います。

研修では、当社が運営するホテルの成り立ちや経営の考え方を学ぶとともに、ホテル運営を通じてその土地の魅力や地域共創について考えるワークショップを実施いたします。さらに、今回は日本海に位置する最北端の離島”礼文島”に実際に訪れることで、国境離島でしか得られない自然の豊かさを身体で感じ、地域の光を発見し、観光業の未来を創る視点を養えると考えています。

この研修を経て、新入社員は礼文島をはじめとする全国各地の施設へと配属され、それぞれの地域の「光」を発掘し、広める役割を担っていきます。

温故知新 入社式 様子

入社式を「礼文観光ホテル 咲涼」(北海道・礼文島)で実施した背景

今回の入社式を礼文島で行った背景には、以下3つの目的があります。

①関係人口の価値創出

入社式と全体研修、そして実務研修までを礼文島で実施することで、新入社員が地域の文化に深く関わる機会を提供します。一時的な滞在にとどまらず、地域とのつながりを継続的に持つことで、関係人口を増やし、新たな価値を生み出していきます。

②地方共創への一助

礼文島でのホテル運営を通じて、地域資源を活かした観光振興や経済活性化に貢献します。新入社員が地域の歴史や課題を学び、実務研修を通じて新たなアイデアを提案することで、地域との共創を実現し地域との連携を強め、持続可能な発展を目指します。

③礼文島の“光”を再発見

当社は、旅の目的地となる宿をプロデュースすることを基軸に、その土地の魅力を発見する地域のショーケースとして展開しています。その土地の「光」を見つけることは、その土地に出向き、記憶に耳を澄ますことが大事だと考えております。今後、礼文島の地で従事するにあたり、新卒社員それぞれが礼文島の光を見つけ出していくことを目的にしています。

 

当社は、新入社員が地域と深く関わり、持続可能な観光を共創し、“地域の光”を再発見する機会を提供するため、礼文島にて入社式および研修を実施しました。

  新卒社員を迎えた際の集合写真 (礼文島 香深港前にて)
9日間の研修達成毎に桜スタンプを押印し、終了時に満開を目指す

代表取締役社長 松山から新卒社員に送ったメッセージ(要約)

今回の入社式は、特別な機会として礼文島で開催しました。入社式・研修を経て、多くの新入社員が7月の礼文島が盛り上がる時期までこの地に滞在するプログラムを実施いたします。

私たち温故知新は、目的地となる宿(ディスティネーションホテル)をつくり、地域の活性化に貢献することを目標に掲げています。日本各地の地域は生存競争の真っ只中にあり、その中で生き残るための鍵が「関係人口」の拡大です。

皆さんが礼文島での滞在を通じて、この地を特別な場所と感じ、たとえ離れた後も礼文島を応援し続けること、それこそが関係人口を増やすことにつながります。

新入社員一人ひとりが礼文島での経験を糧に成長し、この地の魅力を発信し続ける存在となることを期待しています。

 

 温故知新 代表 松山スピーチ

2025年度入社式 概要

■開催日時

・入社式:2025年4月1日(火)10時30分~12時00分

・研修期間:2025年4月1日(火)~4月9日(水)まで ※4月5日(土)は休み

 

■入社人数

26名

 

■開催場所

・礼文観光ホテル 咲涼(北海道礼文郡礼文町香深トンナイ277)

 

■内容

・入社式:代表取締役社長 社長の挨拶、新入社員による「礼文島の桜絵」作成 等

・研修:各運営施設の成り立ち、ホテル運営事業の意義、咲涼の活性化を検討するワークショップ 等