HOKKAIDO
北海道
日本最後のフロンティア。
本州から津軽海峡を渡ると、何かが変わります。北海道は日本の国土の22%を占めながら、人口は5%に満たない。その比率が、この島の空気のすべてを決めています。広く、野性的で、日本のどこにも似ていない。

History & Heritage
歴史と遺産
ここでは、ふたつの歴史が交わらないまま並んで流れています。アイヌの人々は数千年にわたりこの地に文明を築き、樺太や千島列島、アジア大陸と交易を重ねてきました。1860年代に入植した明治の開拓者たちは、港町と農地、そして計画都市を何もないところから築きました。小樽の石造倉庫は鰊漁の富の上に立ち、札幌の碁盤目の街路は白紙から引かれたもの。ふたつの時間は、いまも同じ地図の上に見えています。

Culture & Craft
文化と工芸
アイヌ文化は、閉じられた一章ではありません。いまも書き続けられています。島の地名のおよそ8割はアイヌ語に由来し、その多くは川や地形など、風景そのものから名づけられたもの。その存在は食、美術、工芸、そして伝統を今日に受け継ごうとする人々の営みのなかに生き続けています。

©Yosuke Kashiwakura
Landscape & Adventure
風景と冒険
ニセコには年間15メートルを超える雪が降ります。世界自然遺産の知床半島は、ヒグマが歩きオオワシが集う遠い原生の地。冬にはオホーツク海から流氷が押し寄せ、海岸線を凍てつく景観へと変えます。礼文島では高山植物が海抜ゼロメートルで咲き、日本最大の湿原である釧路湿原は、東アジアを渡る鳥たちの大切な中継地。ひとつの道のなかに、まるで別世界のような自然が並んでいます。

Food & Cuisine
食
日本の食の地図のうえで、北海道はひとつの独立した領域です。国内の乳製品のほぼ半分を生み、礼文島・利尻島のウニ、オホーツク沿岸のカニ、十勝平野の小麦と酪農は、それぞれの地域に根ざした食の個性を語ります。そこに、静かに成熟しつつあるワイン文化が加わりました。食においては、北海道はひとつの県というより、ひとつの国のようです。
Places to Stay
この土地に、泊まる。
OTARU RETREAT KURAMURE by Onko Chishin
小樽リトリート 蔵群
北海道 小樽市
山に抱かれ、静寂に鎮まる。
小樽の発酵の遺産と「閑(かん)」の思想を軸に生まれた宿。建築家・中山眞琴による蔵に着想を得た空間には、日本と朝鮮の古家具が据えられています。酵素風呂、温泉、発酵をテーマにした料理が、内側から整えてくれます。
- 全19室 — すべて客室温泉付き・オールインクルーシブ
- ガストロノミー — 発酵の技法を生かした北海道の食材、北海道ワインのペアリング
- 建築・デザイン — 中山眞琴の設計と古家具のしつらえ
- ウェルネス — 酵素風呂、発酵エッセンスのスパ、客室温泉、サウナ
札幌から車で40分|新千歳空港から電車で2時間 ※無料送迎あり(要事前予約)
Other Destinations
ほかのエリアへ。
土地が変われば、宿の物語も変わります。次の旅先へ。































